青い独り言

遡って読んでます。Myojoで以前シゲちゃんが連載してた「青い独り言」。


なんとなくピングレっぽい言い回しがあったり、あぁ…このときはまだ洋画よりも日本映画の方が好きだったんだー!!!とか、このあたりで現在の趣味でもあるカメラに出会ったんだね〜!と、加藤成亮がどんどん現在の加藤成亮に形成される過程がみえてなんだかほほえましい気分になりました。


19歳から24歳になる手前のシゲちゃんが真空パックされてて、まさしく大人になるシゲちゃんの“発展途上”が垣間見れるのはありがたいです。このような形で残されてることに感謝感謝です。


シゲちゃんの文章で好きなのは相手に考える時間を与えてくれてるところだと思います。読んだ後にじぶんだったらどう思うか。読んで満足というよりそのあと自分の中で噛み砕いて消化する作業しているときあらためてシゲの文章好きだなって感じます。


追々細かい感想は書いていきたいな。


とりあえず、昨日読んでて思ったことから。


読んでてあれ?!これって…もしや!!!て思ったのが、【vol.25灰-Gray-】です。色の話をしてるのだけど、以前spoon.で嫌いな色ピンクと好きな色グレーの話してましたけど、似たことをエッセイ中でこの頃から言ってたのですね。それがのちに処女小説のタイトルになるなんて。『ピンクとグレー』ってタイトルがなおさら好きになりました。淡いピンクとあいまいな色グレーほんと好きだな。ホワイトとブラックじゃ迫ってくる感じで重いけど、ピンクとグレーはふわっとそこに漂ってる感じがします。


本当は丁寧に読んで感想ひとつずつ書きたいんだよなぁ><*1少しずつでも感じたこと文章にまとめていけたらなと思ってます。

*1:とくに感想文書きたいのは何箇所かでてくる“青空”のことと、私が読んでてグっとハマった『vol.46己』です。ちなみにこのvol.46が読者投票1位だったようですね。