くらげとシゲちゃん

水族館でのエピソードをイキイキ話すシゲアキさんが可愛かった、新年早々のSORASHIGE BOOK。
私もそういうとこで楽しめるひとだから一緒に水族館行こうよ、シゲちゃん><
一緒にお魚みて、シゲちゃんが話す知識を横でシゲちゃんの顔眺めながらうんうん聞いていたいな〜。

それにしてもだな、しゃれおつなひとだな。そしてお友達さんも…。聴いてて友達との関係も素敵だなって思いました。


そんな今週のラジオは…、この収録のときはまだ年あけてなかったようで。カウコンや新年の話は再来週あたりになるかなっとのこと。ではではその頃にはコヤシゲハワイ旅行の裏話も聴けますかねぇ…(笑)



今週の音楽部。
去年「ピンクとグレー」を出した時にボリスヴィアンの本をすすめられて。それで読んだのが「うたかたの日々(日々の泡)」。いまこの時期に読むのはぴったり。せつない話。

「ボリスヴィアンが何が音楽家としてすごかったかていうと、“スノッブ”っていう言葉がその時、当時すごく流行ったんですけど、“スノッブ”てのは簡単に言えばえせ教養人ていう。たぶん辞書とかにはそういう訳になってるんだと思うんですけど。だから、あのー…なんていうんですかねぇ、博識ぶってるというか、知識人ぶってるというか…、まぁー…、僕もきっとそういう風に見られがちなんでしょうけど。僕はほんと何も知らない、あれなんですけど。ほんとに僕みたいなのをスノッブって言うんでしょうよ…。知識物知り顔のひとを“スノッブ”、それは基本的には悪口なんですけど、ボリスヴィアンってひとは“僕はスノッブだ!”って。“な〜んにも知らないし、けど知ってるぶって知識人ぶってるし僕が死ぬときはディオールのブランケットかけてくれよ〜”みたいな。ブランド好きみたいな。そういう貴族憧れなひとなんですけど。俺はそれだよ、みたいなことをすごくわざと言ってるんですよ。その生き方が“スノッブ”って言葉を180度変えて、超かっこいいみたいな事にしちゃったんです。それがすごいんですけど、その貴族憧れの属人だってかったぜ俺はてやってる方がかっこよくなっちゃって。ていうことに衝撃をうけたセルジュゲンスプールなんですけどね。だからゲンスプールも“スーパースノッブ”ってよく言われてましたけども。だから教育もちゃんと受けてないし、ていう部分も含めてだと思うんですけど。とにかく、話戻しますけど、ボリスヴィアンはそれくらい人に影響を与えて今にもね、周りにも影響を与えたひとで。僕は本当に憧れているんですけど。ボリスヴィアン。」

「曲は聴いたことなかったんですけど…、てか残ってないと思ったんですけどCD調べたらあって買ったんですけど。僕が今言った『僕はスノッブだ』っていう。基本的にはシャンソンなんで意味とか全然わかんないんですけど、聴いてても。訳をみてみると面白かったりボリスヴィアン僕はまだ読んでないんですけど詩集もかなり面白いとよく言われてるので、ちょっとそのへんも踏まえて、まぁこのね、忙しい…、受験生は忙しいかもしれませんがちょっとこう、進学が決まってたり内定とってたりするひとは時間があると思うので、もしよければボリスヴィアンでも聴きながら『うたかたの日々』を読んでくれれば、それこそスノッブな感じになるんじゃないかな(笑)と思います。長くなっちゃいましたけど聴いてくださいボリスヴィアンで『僕はスノッブ』」


どうしよう…。シゲの言ってることが大半まったく耳に残らなかった。だがしかし、語るシゲちゃんはやっぱりかっこいいなって思いました。ただ私の頭が追っつかなかったのが非常に残念だったのだけど。*1

とりあえず、『うたかたの日々』は読んでみたいなって思いました。

*1:話は正直私には難しかったけど…。私の知らない世界の話をするシゲアキさんに魅了されてしまいました。やっぱり、ソラシゲ聴くたびにこの人のこと好きだなって思うのです。