「歳は関係ないだろ」by小動パパ
小動爽太「俺はなんであのとき歳を聞いたんだろ。…安心したかったから?そうだ。10歳も年上なら負けても仕方ない。俺はあのときそう思って安心したんだ。でもそれって。その時点で勝負に負けてるってことなんじゃないか」
原作読んでるときから、爽太のこの台詞、好きだったな。
ふと思うんです。
もし、シゲが年上だったとしたら…、私はここまでハマっただろうか、と。
いや、好きにはなったとは思うけど。
自担が年下だからこそ感じる部分もあるなって思うんです。
いままで好きになった人と決定的に違うこと。
そういや私はリアルな恋では年下を好きになった経験はまだないんだなー。
それは、それこそ言い訳ができなくなっちゃうから…。
じぶんより、優れた面があったら年上だったら、私より年上だからしょうがないよなって言っちゃうこともできる。
でも…。好きなひとが年下の場合はそれがまったく通用しない。
だから、年下を好きになることなんてこの先無いと思ってた。
頑なにそう思ってたんだよなぁ。
シゲ好きになって新しい発見がいろいろある。
それにやっぱりシゲってまだまだ子供だなーって部分もあって。
そういうところ妙に安心するし、素直に可愛いなって思える。
好きになってから発見の連続です。
あと、爽太のこの台詞。
小動爽太「俺のことろくでもないって言うのは別に否定しないけど。なんでそんな風にえれなの悪口言うの。薫子さんはえれなのこと何にもしらないじゃん。えれなは薫子さんのこと美人でテキパキした人だって褒めてたよ。まつりのことも可愛い可愛いって言ってたし。いつもなんかしら人の良いところを見つけて素直に褒めるんだよ。俺はえれなのそういうとこ好きだし…、だから一緒にいて幸せな気持ちになれるんだと思う。サエコさんだって高校の時からそういう人だったよ。薫子さんはなんで悪口ばっかなの?俺は女の悪口言う女は大っ嫌いだよ」
爽太よ、えれなやサエコのことはよく見てるのに、薫子さんのことは全然みえてないんだな。
でも大切なことなんじゃないかなと思う。
原作読んでるときから思ってたけど、私はえれなみたいな女の子になりたいと思う。
人のいいところに気付ける。褒めれる。いつも明るく天真爛漫で片想いしてても毎日ハッピーなところにすごくあこがれる。
ただ薫子さんの気持ちもイタいほど分かるんだよ。分かるだけに見てられない。
たしかに爽太は薫子さんをひどく傷つけた。
でも爽太にこの台詞を言わせたのは、薫子さんにも原因はあるはず…。あっ、いやでも薫子さんがキツい言い方になっちゃったのはそもそも爽太が好きだからであって…(あれこの話、着地点見失ったぞ 笑)
恋愛中は他人からみたらダサくて滑稽なところもあるかもしれない。
自分でもどうしてこうも空回っちゃうんだろうって。
加藤えれな「私の片想いは私を成長させてはくれない」
えれなはそう言ったけど、恋をする前とした後では同じ自分ではないと思う。
恋をすれば自分をよく見せようとしたり、相手が喜ぶにはどうしたらいいか…。それまで考えもしなかったこと考えるんだから少なからず成長してるはず。
だからこそ、いい恋をしたいなと思う。自分がもっともっと輝けるためにも。