「アンドレス」読了

ほとんどの回においてSPA系見出し雑誌が登場してたのはSPA!さんへの敬意を込めてなのかな。

でもなんとなく、くどく感じました。(そういう意図だったのなら気にしませんが 笑)




アンドレス」読み終わりました。

正直第1〜3回までは私の心にまったく引っかからず。

あ〜あ、はじめてシゲアキ先生の小説で苦手なのができたかもなあ・・・



なーんて思ってたのに、第4回でそれまでの不安はどこへやら。

え??え??そういうことだったの・・・????




…て驚きから、いっきに面白くなってきて第5回ではすっかり「アンドレス」の世界にハマってしまいました。



でも短編ゆえいろいろ削ったのかな?*1
ラストにかけていい感じの盛り上がりだったのに最後の最後が駆け足で終わった感じがして私には物足りなさが残りました。
終わり方は好きなんですけどね。



こういう人の暗いところを書かせたら天才ですね!(もちろん褒めてます盛大に褒めてます!笑)



わぁ、人って怖い怖い怖い><なんて思いながらも楽しんで読んじゃいました。




書いてる人の人柄かな。
主人公が受けた仕打ちは「裏切り」のはずが、読後感はスッキリしたものでした。




せっかく目指した“脱”が最終的にはまた着ることに・・・・

この終わり方最高に好きだな。


ぞくぞくしました。


「染色」がパステルカラーでふんわりした印象なら「アンドレス」はひたすらもやもやドロドロでした。
(その印象って扉絵まんまだろって言われたらそのとおりですが 笑)




やっぱりシゲアキ先生の作品が大好きです。

もちろん!次のダヴィンチの作品も楽しみにしてますね。

*1:逆に「染色」はあの文量で良かったと思います。