インターセプト

(盛大にネタバレします)












よし、しげちゃん!好きなえーぶい作品のタイトルと好きなセクシー女優さんの名前をフルネームで教えてもらおうか!!(鼻息荒く)


…じゃなかった、インターセプト読みました。

正直、(大学ぜんぜん行ってなかったが)一応は心理学を専攻した人間からしたら心理学用語が出るたびに知ってるよそれ!って何度も思っちゃってくどく感じちゃったのですが、行動心理学で相手をどうこう出来ると信じてる林と安未果の薄さは表現できててこれはこれでよかったのかもしれないですね。

なんとなくオチはこうかなってすぐ読めてしまったんだけど・・・
それでも十二分に楽しめるくらいにシゲアキさんの表現は上手いです。

だって林さんが捨てたもので作ったこの部屋に唯一足りないのって、林さん自身なんだもん。

この文章が好きだと思いました。
さすがだなあー。
いや、言ってることはこわいんだけど。
一瞬納得させられそうになりましたから(笑)



あと、気になったところ抜粋。

キュンキュンが止まらなくなる

なにこの表現!!この文章を書いてるしげちゃんにキュンキュンが止まらない!!
というか、これ私Twitterでよくみかける言葉だけど、あれ??え??ってなってから、その後林をみてる安未果の姿がたびたびアイドルに夢見るヲタクに見えてきて・・・・しげちゃんにはこう見えてるのかな><ヒィってガクブルでしたよ。。。

だってレシートに印刷されているのに捨てられないなら、それはお気に入りの本だからでしょ?

怖い怖い。この発想出てくるシゲアキさんの観察眼すごいわ。


セックスは線香花火と一緒。揺らさずにじっくりゆっくり火の玉を大きくすることで、綺麗な火花が散るんです。いくら激しく燃えたって火の玉が落ちてしまえばそれで終わりですから。

描写が美しい。
というかいろいろ突っ込みたいけど突っ込めないからあえて流そうと思います。

線香花火のくだりで感じたことは口には出さず、秘めた妄想として心にとどめておきますね。




にしても攻めるねー。いいよ。いい。

これは賛否両論あるのかな。
わたしはこれをむしろいろんな人に読んでもらいたいと思うなあ。


守りに入らず、これからも作家モードは作家加藤シゲアキ全開でいってほしいなと思います。
そういうシゲアキ先生の作品がわたしは好きだから。



いやーシゲアキ先生の作品を読むたびに好きが更新されてゆく。
これだからシゲ担はやめられない。