2度目のピンクとグレー
ピングレ出とか言うと一生新規って言われそうだな、なんとなく・・・(笑
ライブ行った後、もっかいピングレ読みなおそうって決めてて、本当は一週間後のチャンカパーナイベントまでに読むつもりだったのに・・・気づけばもう秋ですね。さっきやっと電車で2度目の読破いたしました。ピンクとグレー。ラストにかける疾走感はあらためてさすがだなって思いました。
当たり前かもだけど2回目に読んだほうが方が何倍も面白かったです。もう一度読みたくなる小説ってなかなかないと思う。結末知ってもまた最初から読みたくなる本ってそれだけ魅力的だってことだよね。
(ちなみに1回目読んだ感想はこちら→http://ameblo.jp/inariri/entry-11157003667.html)
最初に読んだときはシゲのことちゃんとよく知らなくて、丸山くんのお友達として読んだんだけど、今回はシゲちゃんを好きになってからあらためて読んだのでまた違った気持ちで読めました。
随所にしかけがあったり、伏線はってたり…。すごいなって思いました。半年振りに読んだのにまた感動してしまいました。
こういう感じで読者をいい意味で裏切るというか、“やられたーー!”って気持ちにさせる小説を書くのはなんだかシゲらしいなって思いました。細かいところもちゃんと計算して書かれてて、わたしほんとすごい人好きになっちゃったんだなって思いました。*1
あと、最初読んだときには引っかからなかったのに、シゲ好きになってから読んだ今、一番ヒットした文はりばちゃんがごっちのことを表した言葉。「友人という言葉だけではどこか足りない気がして、僕は一人っ子だけど、彼が自分の兄のような、それでいて弟のようなものに近い気がした」。この一文ほんと好きだな。
自分の中にごっちな面もりばちゃんな面もどっちもあるみたいなこと言ってたけど、やっぱりシゲはりばちゃん色が強い気がしました。*2
慶ちゃんがインタビューの際、ピングレ3回読んだときいたので私ももっかい読もうと思います。*3
*1:ちなみにイベントでシゲと握手したときは、以前もこのブログで書きましたが、この手であの小説を書いたのかーとなんだか胸が高まる気持ちがしたのでした。
*2:いつぞやのドル誌シゲが語ってたんですが、友達と「スタンドバイミー」を見終わったあと、メンバーを登場人物に当てはめると?みたいな会話でぽっちゃりしたコがまっすー。負けず嫌いメガネのコが手越、小山がまじめで物語の語り手でもあるゴーディ。そしてリバー・フェニックスが演じたクリス!って友達に言われてその気になったみたいな話を思い出しました。たまたまなのかもだけど。
*3:あ、それで思い出したが今月号のQLAP!小山さんピングレ読んでるお写真ありましたね。とりあえずにやにやしちゃいました^^