QLAP!3月号 - 夏のまえにキミに逢えたから☆NEWS加藤シゲアキくん応援日記

前作は僕も肩肘張って、それこそ決意を持って、“読む人に何か刺さってほしい”と思って書いたんです。ただのんびりと、“良かった”って言われるような小説を書いてもな、というマインドがすごくあって。でも今回はシフトチェンジ。２作目は最初からスピーディーに、“前より文字数は多いけど、１日で読んじゃった”みたいな、とにかく面白く読めるものにしようと。前回は純文学っぽいメッセージがあったと思うんですけど、今回は本当に“エンタメ”ですね

自分の中に『閃光スクランブル』っていう映像があって、それをノベライズしているような……
できるだけ、読む人が想像しやすく書きたいって気持ちが前回よりも強くあったから

慶ちゃんがドラマみたいって感想を以前ＫちゃんＮＥＷＳで述べていましたが、確かに映像が鮮明に浮かんだなぁと。でも私はそれよりもアニメでみてみたいなって思いました。それこそ『パーフェクトブルー』のような。おとなが楽しめるアニメ。

読んでもらうときに俺の顔がチラつくのはイヤなんで、主人公のアイドルは女性である必要があったんですよね。自分を作品にさらけ出すつもりはなくても、自然とこぼれちゃうことはあると思うから……前作とは違う状況で書いたことが作品には出てるんじゃないかな
亜希子のアイドルとしての気持ちはわかるけど、女性と男性とでは全然違うと思うから。道筋が違うし、理解できない部分も正直多いですよ

（ライヴでのステージ上から見える光景の描写がすごくリアルでしたが、作家加藤シゲアキの特権だと思いました）
それは、専業作家じゃないのに本を出させてもらってる自分にできることのひとつだから、今回は書きたいなと思った要素で。書いてるときは、それこそ『チャンカパーナ』の振付中だったから、この先、またライヴができるかな？なんて、まだ迷いや揺れがあった時期で。ライヴに対する憧れさえもあった。だからこそ（ライヴのことを）書いたのかも。そして、そういう想いがあったからこそ、亜希子が書けたのかもしれませんね

（振り返れば、ＮＥＷＳにはいろいろなことがあったけど、すべてが得難い経験だったのでは？ジャニーズのアイドルとしてもひとりの男としても。）
いや〜、ホント波乱万丈だよね（笑）。架空の女性アイドルよりも、自分の物語を書いたほうがよっぽどすごい話になるかもしれない（笑）

いやほんとにー（笑）でもそのどれもが今のシゲちゃんを作ってるのだと思うから。本人は大変だっただろうけど、その経験を経て成長した今のシゲちゃんが好きなのです。

（今後ＮＥＷＳのために作品を書くこともあるかもしれませんが、〜（略）〜イマジネーションを一番掻き立てられそうなメンバーは誰ですか？）
手越かな？本人とは全然違う根暗な役とかサラリーマン役とかやらせたら面白いかも。あと、囚人とかどう？出所したところから始まる手越の物語（笑）。

シゲアキ先生が言葉で動かしてみたいひとは手越さんっと（めもめも）。
基本シゲちゃん書くのは暗い方へなのかしら…。でも本人もそういう話が好きだって言ってたもんね。だからこそその立場の真逆の性格の持ち主手越さんでいろいろ想像膨らますのがおもしろいのかな。

個人の仕事も、ＮＥＷＳのためにそれぞれが頑張ってる。俺だって、ＮＥＷＳじゃなかったら小説書いてないと思うし。ドラマも舞台もバラエティーも、テゴマスも小山キャスターもきっとそう。４人全員がそういう気持ちでいるはず

個人の仕事をがんばったら、それがＮＥＷＳになったら何倍も大きくなれる。そしてまたそれが個人の仕事へとつながって・・・
それこそグループで活動している４人の強みだなって思います。

多くの人が俺らを後押ししてくれてるんだから、自分のやるべきこと、できることをやっていかなきゃって思う。〜（略）〜恩返ししたい。個々の活動っていうのは、恩返しするための自分のフィールド作りでもあると思うんだよね

（今年はグループとして、どう進んでいけたらステキだなって思いますか？）
去年は今まで当たり前にできたことができなくなって、それからのスタートだったから。再び回り出した歯車を止めないように回し続けることが、まずＮＥＷＳとしてやるべきことだと思う。逆に、再スタートできたって安心してる場合じゃないって思うから、僕は本を書き続けてるわけだし。ＮＥＷＳとしては４人でもっともっと仕事がしたい！個人としても、手越とまっすーがテゴマスやってる間に自分にできることとか、活動について冷静に考えたいなって思ってます

一度は「もうダメだ…」と諦めかけた物語が、また動きだした。いまの４人、ほんといい顔してるなって思います。波乱万丈でいろんなことを経験したＮＥＷＳとファンの絆は本人たちもおっしゃるように強いです。これからどんな未来を描いていくのだろうな、たくさんの笑顔があふれてるだろうなってこと、このシゲちゃんの言葉で確信しました。

ＱＬＡＰのお写真はどれも好みなんだけど、まず神社って場所が良いよね。一緒にお宮参りしたい。そんな素朴なデートに憧れます。ストール包まるシゲちゃんもいいし、私シゲの横顔が大大大すきだから、おみくじ引いて照れてるのとか、絵馬かいてるのとか。左利きもいいよね。

ＦＲＥＥＣＥＬはお洒落な雑誌でお写真も大人っぽい、クールといった“静”でよかったのですが、それとは違ってこちらはもっとカジュアルな感じで可愛らしいシゲちゃんのショットが満載でした。