SCHOOL NINEシゲ

ダイノジさんのラジオSCHOOL NINEに今週シゲちゃんがゲスト出演しました。


(以下文字起こししたのですがもしかしたら大地さんと大谷さんの声が判別できず間違ってるかもしれないです・・・。すみません。)

昨年の夏ダイノジさんはこのラジオにてNEWS論を語ってくださいました。

シゲ「NEWSって評論しづらいと思ってたんであんなに語られるとは…、びっくりしましたね」
大地「そのへんは大谷さん的にはNEWSを評論したいという風に…」
大谷「いまは、もうだってどっちかというとそういう存在じゃないですか」
シゲ「なんかまぁーいろいろあったってことが、含めてですけど」

シゲ「(『ピンクとグレー』『閃光スクランブル』と渋谷が舞台ですが、加藤さんにとって渋谷はどんな場所ですか?という質問)…渋谷ってめちゃめちゃ移り変わりが激しい。僕すごいHMVに毎週行ってたんですよ、僕。水曜日はポイント2倍だったんですよ。で、カードがピンクのやつから銀になってゴールドになるっていう。でゴールドに早くしたくて、高1のときに。それでどんどんCD買ってて。高1でデビューしたんで、歌うやつは買わなきゃダメだと思ってたんですよ。出す側は。で、それですごい通ってて。ずーっと通ってたのにあるときねぇー、僕のフォーエバーが違う21になってて。衝撃ですよ。自分の好きな場所がなくなってくっていう悲しみもあるんですけど、でもそれって青春じゃないですか。好きなバンドが解散するみたいな。ていうことなのかなー。と思ってて
大谷「超客観的に語ってんじゃん。いまの街を俯瞰で捉えてるからー。それが僕は実は処女作もそうですけど好きなんっすよね。いまの話きいて、やっぱすごいしゃべりうまいよね」
シゲ「ハハハ(笑)ありがとうございます」

シゲ「(『閃光スクランブル』は)やりたいこととやんなきゃいけないことみたいなのがふたつあって。前回のピンクとグレーの反響をうけて今回はすごい書いたんで。…主人公ふたりでやりたいなあと思ってて。男は…、僕趣味でカメラやってたんでカメラマン。で、ひとりはアイドルにしようと思ったんですけど僕が顔がチラつくと嫌だなと思って。そこはあんまりこう…ねぇ。イメージさせたくなかったんで女性アイドルにして。カメラと女性アイドルだと普通のグラビアみたいなのだと恋愛にしかならなそうだなと思って。ゴシップカメラマンていうのにキャラクターは作ってって、ていう感じですかね」
大谷さん「あー…じゃあやっぱり源は自分の中にあるものかなってことなんでしょうかねー?」
シゲ「そう、半分くらいはそうですかねー。」
大谷さん「それってもしかしたら3作4作とかになると、まったく自分も経験してない外側の世界を描く…SFとかいう可能性もあるってことですか?」
シゲ「SFはねぇ…、ちょっと興味あるんですけど…、でもまぁ難しいですよね。SFはSFですんごい凝ったジャンルなんでねぇ」

大谷さん「ちなみに加藤さんは好きな作家さんは誰ですか?」
シゲ「いっぱいいるんですけど…、でも今、去年いちばん読んだのは樋口毅宏さん」
大谷さん「あぁー。樋口毅宏さん好きなんっすか」
シゲ「大好きですね」
大谷さん「まさにそれこそ渋谷系…、のね、処女作なんてもうまさに。『さらば雑司ヶ谷』。…樋口毅宏読んでる、なかなかアイドルではいない。ってそれが俺の固定観念としてよくないよね。」
シゲ「そーみたいですね。ちょっと影響ありましたね。樋口さんの影響は…」
大谷さん「ちなみに映画とかも」
シゲ「映画も大好きです。大谷さんあれですよね、ギャラクシークエストが。それをなんかで読んだことがあって。先月ちょうどギャラクシークエスト観たんですよ。おもしろかったですよ」
大谷さん「ギャラクシークエストはさっき言った、そのアイドルとまったく同じ視点で」
シゲ「メタ的ってことですか」
大谷さん「そう!もあるし、僕はこういう言い方をするとねとってもなんか安っぽく聞こえるかもしれないんだけど、僕“嘘の共有”てよくいうんですよ。エンターテイメント、ロックンロールもそうだけどライブ終わったら照明が暗転なってお客さんワーーって言うじゃないですか。誰が決めたわけじゃないですけどみんなやるわけですよ。アンコールもそうで。例えば漫才もそうで。ネタ合わせしてるんですよ。だけどつっこみのやつってのは怒ったフリをするじゃないですか。ちゃんとしろよって言うじゃないですか。でもお客さんはそれがちゃんとネタ合わせしてるってのは知ってるんですよ。ちゃんとしろよってことはほんとはそれが演技だって分かってますけどそれを踏まえたうえでエンターテイメントのその先の喜びを共有したいから手にするわけですよね。つまりその会話の空間の中で全員が嘘ついてるんですよ。それは人間にしか与えられてない高度なレベルのことであって、ギャラクシークエストはまさにそういうことなんだけど、最後その嘘がちょっとほんとになっちゃうていう。それってやっぱファンタジーかなーと思って。」
シゲ「おもしろいっすねー。なるほど」
大谷さん「僕だから、今回DVDみて、またさらにもうどえらい感動して…NEWSの…」
シゲ「あぁ!!NEWSの!!…ありがとうございます(照)」
大谷さん「本当に俺すばらしいと思いました。おべっか抜きで、ちょっと泣きましたよ」
シゲ「今回のNEWSのライブはちょっと特殊というか…、それこそ逆に嘘が無い感じに」
大谷さん「たとえば僕はね正直その…、続けるという選択肢をとったときに僕がいちばん最初にわくわくしたのがNEWSってもしかしたら全員が車のバンにのってインディーのバンドみたいにアイドル活動をタブに続けていくってのがそのいきざま矜持になるようなグループになるのかなってそのときそう思ったんです、勝手に」
シゲ「はいはい…」
大谷さん「でもずーっとそれをやらないで満を持してツアーをやるって言ったときにラグビー場おっきんだなーみたいなこと思ってて。あぁ、それをやっぱやらないといけないんだなー、満を持して作品を出さないといけないんだなーて。実際それで30万枚くらい売れて痛快だなーって思った時にDVDをみたときに、やっぱセットがお城なんですよ。ようするに、僕が思ってる…、つまりむき出し感よりもちゃんとそこはファンタジーなんですよ
シゲ「あぁ、そうですよね。」
大谷さん「加藤くんもヒラヒラの格好で出てきて」
シゲ「空飛びますからね、いきなりねー(笑)」
大地さん「お城があって、空飛んじゃう(笑)」
大谷さん「つまり、絶体絶命であったっていう背景が俺たちの中であったのに、むしろそこに出てきたのはやっぱりまっとうなアイドル像役割として覚悟というかそれを使命感としてNEWS受け入れてやってるてことにまず驚いた…。ものすごいお金がかかってる。すごいよっすよこれ。あがりでてないなっと思ったんですよ。超豪華で。ずっと続いていきながら最後にメンバーひとりひとりがね台詞を言うんですよ。MCで。それめっちゃもう響いちゃって。加藤くんが…、俺やっぱ言葉もってんなって。“もうダメだと思ってました…”みたいなことを言うんですよ。俺それ言われちゃったらと思って。やっぱりそれはそのファンタジーの世界に入ってる人たちも薄々勘付いてることではあるし
シゲ「…うん、そうですねぇ。」
大谷さん「そう。でも出さないでその世界の中で、つまりアイドル的なコンサートを終始徹底してやってるなかで、
大地さん「そこに触れないほうがいいかもしれないひともたぶんいるしね…
大谷さん「最後に言うんですよ…。“もうダメだと思っていました”たまんないよもうね。出ました、涙が。あれは素晴らしいと思った。その素晴らしいと思ったのはもちろんカタルシスもそうなんだけど僕はもう、エンターテイメントとして、素晴らしいと思った。あそこでそのセリフが言えることが素晴らしいし、それってようするにお客さんの想いも背負って言ってるってことだから」
シゲ「そうっすねー。…このときしか言えないことは言おうと思ってましたよね。復活して最初のライブにしか言えないことをと思ってたし。そこは嘘つきたくなくて。ほんとにあの中でも言ってるんですけど。もうじぶんのライブが終わったと思ったんです。解散の選択肢もいっぱいあったし、解散しろってひともいっぱいいたんで…。解散したら俺もうひとりだとステージに立つ自分があんま想像できなくて俺のライブ。もう終わってんだと思って。最後の最後でわかってなくてライブするって結構やじゃないですか最後だからじゃあみんながんばろうぜって言えなかったんですよ。もうちょっとやれたんじゃないかなって。後悔しかないんですよ。ていうことがつらかったんですけど、でもなんかあのときのコンセプトはやっぱり俺らアイドルだよね、ていう。俺らブランド力あるだろっていうそれが言えなくなるまではライブはしないってみんな言ってたんですよね。自分たちを信じようって
大谷さん「だから時間がこんだけあいてんのなんでなんだろう。始動してもいいのにって思ったのに。その意味がそんときにわかった。僕は今もすげぇいいなって思ったんだけど、4人とも実は全然キャラクターが違うんですよ
シゲ「全然違いますね…(笑)」
大谷さん「テゴマス…って呼び捨てにしますけど、テゴマスってグループがいるの2人組。めっちゃ歌うまいの」
シゲ「うまいっすねぇ…
大谷さん「加藤くんはそのニッカンスポーツのインタビューとか読んでると、僕は別に歌はそんなでもないと踊りもそんなでもないからだから小説って選択肢、ようはそれで注目を集めたらテゴマスの歌を聴いてもらったりNEWSにバックアップするためやってる…みたいなこというわけ。俺その…、しかも小山くんもニュースキャスターとかやって各々が役柄をしっかり踏まえたうえで。でもNEWSってさNEWSの中でいたらやっぱ4人ユニゾンで歌ってるわけ。そこはやっぱNEWSじゃなきゃ出せない、ある種不思議なグルーヴ感ていうか、不思議な世界観というか。俺それが合致して。アイドルってふわっとしてたんだけど、こいつらめちゃめちゃかっこいいなと思っちゃったんですよ。徹底してることが。ようは一流のプロレスラーみたいなもんですよ。このひとたちはわかったうえで相手が求めてる事、相手が何を言ってるか考えてるのと、もうひとつはコンビ感…まぁグループ感ですよね。グループ感の関係性を踏まえたうえで自分の立ち位置考えてやってるってことで。いやぁー、俺40歳で芸人やっててまだまだ。俺なんて大地さんの足すぐ引っぱってすぐ嫉妬してネットに悪口とか書くじゃないですか…?」
大地さん「おめぇ書いてたのかよ!」
シゲ「ハハハハ(笑)」
大谷さん「ダメだなって思いましたよー。そこほんとすごいなって心の底から感動しました」
大地さん「そういうのってメンバーとかで話したりするんですか?お前そっちやるなら俺こうするわとかって」
シゲ「いやいや…、僕は小説書いたときは、誰にも言わなくて…いや照れくさいじゃないですか。だから俺小説書いてるんだよね出るんだよねって言わなくて、あるときに4人の取材のときに“加藤さんが今度小説を出版されるんで本持ってください”って言われて言われた瞬間に、えっ?お前本書いたの??と…。そういうもんですよ。
大谷さん「そこは結構ちゃんと距離があるんですね」
シゲ「やっぱ言うのも照れくさいですし、逆に小山がキャスターやったときも知らなかったですし…だから、ヤフーニュースで知るみたいなこともあったり。テゴマスのCDのリリース日なんてほとんど知らなかったですし。今週なんですね、みたいな…。そんなもんですよ」
大谷さん「小説っていう選択肢は、なぜだったんですか?」
シゲ「昔から文章書くのがうまいって言われてた…自分で言うのも手前味噌なんですけど。ジャニーズの連載とかですごい褒めてもらってて。エッセやったり連載もってたりして文章書いてるうちにやっぱいつかは小説って…文章書くのが好きな人はいつかは思うんですよ。で、6人がわりとゴタゴタしはじめて、そのときはまだ抜けるって決まってないんですけど、この先なにも決まらない。たぶん誰かがもめてるんだろう…と。まっ察するわけですよ、…そのもめてることも僕は知らないんですよ。上がもめてるみたいな。これたぶん何かあるなと思って。自分の実力不足が原因だったら嫌だなっと思って。事務所にちょっと、仕事くれって言ったんですよ。そしたらお前には何があるんだと。人にできないことなにがあるんだと。…ザックザクですよ、心(笑)。で、何か月も考えてもう一回話に行って、本をいつか書きたいと思っていますって言ったら、そんな言うならじゃあ書いてみろと、言われて締切を言われたんですよ。2月…バレンタイン近くに言われて、それが3月31だったんですよ。で、でもなんか今俺ここで仕上げられなかったら一生きっと何も出来ないんじゃないかなと思ってー。集中して、やって、書いたらまさかメンバーが抜けるっていう打ち合わせになってくていう…そういう展開だったんですけど。
大谷さん「おもしろいですねー。こんなに聞けると思わなかったっすわ〜。」
シゲ「全然、全然…」
大谷さん「今日いけたんじゃない?ワンオクロックかけれたんじゃないの?…ダメ、それは?」
シゲ「アハハハハ(笑)」
大谷さん「それダメだった??」
シゲ「ワンオクロックかけるの、ちょっとあれですね…(苦笑)。いいっすけど…、その分ねー、NEWSの曲かけてくれたほうがうれしいですね、今日は(笑)」
大谷さん「最近なんかMCでも言ってるっていうから…。…いやほんとおもしれぇグループだなと思って。曲聴いていただきましょう。じゃあねーNEWSの、僕ねほんとはねShareって曲がとにかく好きなんですよ。かけたかったんですけど」
シゲ「…詳しいですね(笑)」
大谷さん「なんでですかねー、アルバムの曲ばっかり。それはなんでかって言うと実はNEWSの曲ってもともとバレーの応援とかあったから、初期のNEWSの曲ってすごくわかりやすい応援歌が多いじゃないですか。僕はだからポップソングのファンとしてはけっこう物足りないときとかあったんですよ。それが。で、さっきのビーファンキーとかはやっぱ突き上げる感じがあったりとかして。わぁ、勢いあんじゃんみたいなのがよかったり、恋のABOとかもそうですし、だけど、俺ね4人なったとき歌ってるときその応援歌みたいなんが全部説得力倍増しみたいなってんのが。びっくりしちゃって。
シゲ「何を言っても自分たちに言ってるみたいになるんですよね
大谷さん「そう!なってんの。自分らのサウンドトラックになってんの。このshareってのもまさにそういう。NEWSあらかじめこんな状況、想定してたのってぐらい。曲が勝手にNEWSに近づいていったっていう」
シゲ「shareは6人で作った曲なんです…。ひとりひとりが歌詞を書いて、僕と山下くんでサビとメロディーを作ったんで。それをやるかどうか迷ったんですけど。4人でもっかいアップデートしようっていう気持ちになって」
大谷さん「なるほど〜!あえてその曲を聴いていただきましょう。加藤さんから曲の紹介してもらいましょう」
シゲ「はい、聴いてくださいNEWSでshare」


これすごく共感したところ。ライブ中思ったんですよね。そのとき自分自身がもやもやした期間でもあったのですが、NEWSの歌が、歌詞が、言葉がダイレクトに響いたんです。それってNEWSが歌ってるから。この4人だから歌詞にも説得力があるんだろうなって。この4人だから歌う意味があるんだなって思ったのです。

大谷さん「いやぁ、CMの間に加藤くんがいかにボンクラかわかりましたよ〜」
シゲ「ハハハハ(笑)。」
大地さん「びっくりするくらい大谷さんの話の合うサブカル男っていうのがねー」
シゲ「ハハハハ(笑)」
大谷さん「この子とは僕の大好きな上野のデリーに連れてってもいいなって思いましたよ」
大地さん「あの、大谷さんが認めたひとしか連れて行かない、上野のデリー。」
大谷さん「カレー屋ですね、はい。カレーを食わしたいとこですよ。」
大地さん「サブカルチャーの人たちの聖地と言われてる」

大谷さん「ちなみに質問の中で、何人か同じ質問でありましたけど、好きな音楽…、今回の小説の中でも出てましたけど、好きな音楽とか、例えば洋楽邦楽問わず。さっきも出ましたけど高校生の時によく聴いてたのとか誰なんですか?」
シゲ「高校のときはエルレガーデン。そっからだからハイスタとか戻る感じになっちゃうんですけどね、メロコアは」
大谷さん「いまはどうなの?」
シゲ「いまは復活された、星野源さんとか。ハナレグミとか」
大谷さん「ちょっと大人しめの」
シゲ「ギターをやってるんで。僕趣味で。だから弾き語れるやつ、秦さんとか。なんか弾いてて楽しいやつ。ギターの音が好きみたいで。そっちにちょっと行っちゃったんですよ」
大谷さん「なるほどー…」
シゲ「ジャズもちょっと興味があって。ちょいちょい聴くみたいな」
大地さん「えぇー?25歳で?25歳でしょー?早い!早いよー!」
シゲ「ハハハハ(笑)」
大谷さん「今イギリスとかニューフォークはやってますからねぇ。弾き語りとかいいですよー。…話きいてたらボンクラだもん。町山さんの本とか読んでんだもん」
シゲ「映画評論好きですねー」
大谷さん「合うよこの男」
シゲ「町山さん読んでないひとと映画の話できないっす」
大谷さん「俺も偉そうに『世界にひとつのプレイブック』の裏知識、このあいだ町山さんに教えてもらったやつをさも自分で…」
シゲ「アハハハハ、そうなんだ(笑)よかったです。だからドンピシャでしたもん」
大谷「ジャンゴの裏話すげぇ話したいもん」
シゲ「まだみてないんだよ、今週行く予定なんだよ」


…以下サブカル的な話が続きます。(割愛)

シゲ「(作家の前にNEWSのシゲを知ってるので、登場人物の心情にときどきシゲを重ねてしまったのだがこういう読まれ方作者としてはうれしくないものなのか?という質問)あのー…今回は、それを意識してたんですよ。もう、読むだろうと、メタ的にもそうだし、サービス精神を掲げてたんです。最初に。ポップに行こうっていう。読む人がやっぱわりと若い人が多くて。それにちょっと寄せてみようと思って。…思ったんですけど、あんまり…、だからチラつきすぎると嫌だなーてのはありますけど、そのとき考えてた、それこそライブ前に書いたんで、景色を想像しながら書いてたんで。それが実際に合った景色だったんですよ。想像した景色が。だったりするんで、そういう自分のなかでもびっくりもあったりしたんで、無意識に求めてるものが出てるんだなーとか思いましたね」
大谷さん「俺勝手な感想いいですか?俺ジャニーズ最初興味もったの同年代の同い年で、中居正広最強論ずっと言ってるんですよ」
シゲ「あぁー」
大谷さん「中居正広さん、ヤンキーであって、かつアイドルっていうものをファンタジーから、例えばウルトラマンでいうところの後ろにチャックありますよって自分でいっちゃった人だと思うんですよ。実はそれを言ったことによってアイドルが40超えてもアイドルでいられる方法論をはじめて世に提示した人だと思ってるんですよ。それはSMAP全員なんですけど。それはやっぱ偉大だと思うんですよ。それは彼がヤンキーだっていうのもでかいと思うんですよ。ヤンキー的なマインドをちゃんと持ってる。さっきにビーバップじゃないけど。やっぱりいちばん日本の中での市場があるとこだと思うんですよ。僕は加藤くんはずっとインタビューとか読んでてもやっぱりすごいサブカルチャーが好きでボンクラで…、だから中居正広にはなれない人なんですよ。…だけど、加藤くんがする発言とかはいつもギリギリで。例えばさっきこんなことしゃべっていいの?ってことを確信犯的に言ったりするじゃない?僕はそれを聞きながらわりとドキドキするんだけど、この人実は当事者として意識的にその発言をすることによって、小説もそうですけど、重ねて読んでほしいちゃんとある種ギリギリのラインで計算しながらエンターテイメントとしてちゃんと提出してるところと、もうひとつね、絶対隠せない熱さみたいなのがあるんっすよ。ライブのMCとかみててもねー、こいつちょっと熱いなみたいな感じる。熱いもの同志でわかる。ぼんくらだけど熱いみたいな。
シゲ「さっきのロックじゃないですけど、パンクとかロックとかすげぇ聴いてたからー…。なんか時々壊したくなるんですよ。勝手に褒められるとそんなんじゃねぇ!とか。もうずっとけなされてるとみてみろよ!みたいな。そういう壊したいひとなんだなと…
大谷さん「加藤くんさ、アイドルを自分はどういう風に定義してるの?」
シゲ「これは僕の言葉じゃないんですけど、僕が尊敬するライムスターの歌丸さんが言った」
大地「尊敬するって言っちゃったよ(笑)」
大谷「タマフルリスナーかよ、もしかして(笑)」
シゲ「ハハハ、すみません…タマフルリスナーです(笑)。歌丸さんの定義は…、俺そうだと思ってるんですよ。実力が魅力を凌駕する存在、っていうのをよく言ってて。実力で言ったら時々うまいひとがいます、ほんとにうまいひともいますけど、ダンスだけみたらダンサーには勝てないし、ほんとにやってるシンガーには勝てないし、なんでもやれるけどでも、それでも応援したくなられる存在なんだろうな…って。ていうのはわかってはいるけど、どうやったらいいかわかんないですよ?」
ダイノジさん「いやいやいやいや〜」
大谷さん「おもしろいよ、そんなこと客観的にいうやつ(笑)」
大地さん「そう、だから結局俯瞰的にみれてるってことなんだよね」
大谷さん「俯瞰でみれてるんだけど、それを出す側のひとなんだよ。出す側のひとってあんまいなかったのよ。」
シゲ「…そうですねぇー。」
大谷さん「より小説もっかい読みたくなりました」
シゲ「ハハハ、おねがいします(笑)」
大谷さん「これは閃光スクランブルもっかい読み直さないと!」


スクールナイン、めちゃめちゃおもしろかったです!!


壊したいひと。ギリギリを生きるアイドル。熱い男。…そしてサブカル男子。

加藤シゲアキの魅力満載のラジオだったんじゃないでしょうか。




そしてダイノジさん最高ですね。シゲちゃんとダイノジさんのトーク、熱かったなぁ。


大谷さんと、シゲアキさんのサブカルトークもとっても濃ゆくて面白かったです。


それにしても、今回けっこうきわどい話もしてましたね。そこまでぶっちゃけちゃっていいの?ていう(笑)。でもシゲってそういう危うさも兼ね備えてるからこそ目が離せないというか…、ファンとしてはそこも楽しんじゃったりしてる部分もあったりします。応援してておもしろいなって思います。


たしかにいろいろあったけど、そのすべてがこれからの未来、4人とファンの力でプラスになっていけるんじゃないかなと。経験はある種他のグループにはない強みになっていけるんじゃないかなって思います。


シゲちゃんが小説を書いたこと。それってものすごく意味のあることだったんですよね。そこから興味をもってNEWSを好きになってもらいたい。わたしもそう思います。それくらい魅力満載のグループなのだから。


今回ラジオ聴いてくださった、ふだんジャニーズに関心のない層にも、ダイノジさんのおかげできっと興味を持ってもらえたんじゃないかなって思うんです。それだけ熱く語ってくださったダイノジのおふたりにも感謝の気持ちでいっぱいです。てかいっきにダイノジさんのファンになっちゃいました(笑)


これからもこのラジオちょくちょく聴いてみたいなって思いました^^